MATE 1.8 アップデート
Sander Sweers は、さまざまなバグ修正やマイナーアップデートに対応する、MATE 1.8 シリーズ用の更新パッケージを複数リリースしました。一部のディストリビューションにはこれらのアップデートがすでに組み込まれており、その他のディストリビューションでも組み込まれる予定です。変更点については以下をご覧ください。
atril 1.8.1
- ロード中に空のキャンバスをクリックするとクラッシュする問題を修正
- clang コンパイラを使用して構築する際の FTBFS を修正
- .desktop ファイルに keywords key を追加
caja 1.8.2
- バックグラウンドがない場合のテキストレンダリングを修正
- deep scount (フォルダの内容とサイズ) を 1 つのファイルシステムに制限
- メタデータキー削除の処理
- イジェクト時のボタンリリース・イベントを増やす
engrampa 1.8.1
-
.rar
ファイル内にあるファイルの開き方を修正 - パスワード保護された一部の
.rar
ファイルで発生する可能性があるエラーを修正 - keywords key を .desktop ファイルに追加
- 複数の man ページを更新
- 選択したアプリケーションをシステムデフォルトに設定しない
eom 1.8.1
- ハイフンがマイナス記号になる問題を修正
- “通常サイズ” モードで表示サイズを変更する際のスクロールバーを更新
marco 1.8.2
- 最大化された Java アプリケーションに関する問題を修正
- GTK3用の _GTK_FRAME_EXTENTS ヒントを追加
mate-applets 1.8.1
- ファイルのエンコードを修正
- 複数の man ページの追加と更新
- policykit vendor の URL を更新
mate-control-center 1.8.3
- togglekeys-enable (a11y) のタイプミスを修正
- カスタムキーバインディングのセグメントフォルトを修正
- appearance capplet に metacity-2 のテーマサポートを追加
- 複数の man ページを追加
- .desktop ファイルに keywords key を追加
- Marco WM の名前を更新
mate-netbook 1.8.1
- アプレットロード時のセグメントフォルトを修正
- 複数の man ページを追加
mate-panel 1.8.1
- マルチモニタでの “パネルに追加” コンテキストメニューを修正
mate-power-manager 1.8.1
- kbd backlight がない場合の “levels is 0” 警告を修正
- upower-0.99 API への対応を追加
- keywords key を .desktop ファイルに追加
- “battery recall” のロジックを削除
mate-screen-saver 1.8.1
- XRANDR 不存在時のセグメントフォルトを修正
mate-settings-daemon 1.8.2
- googlemusicframe を nuvolaplayer へ置き換え
- toggle shell script を使用するようにスキーマを更新
mate-system-tools 1.8.1
-
mate-users-admin
のコールバック関数の process liboobs errors を修正 -
mate-users-admin
終了時に発生する可能性がある segfault を修正
mate-terminal 1.8.1
- 新しい端末をタブで開くように修正
- URL 検出用に PATHCHARS_CLASS にコロンを追加
mate-utils 1.8.1
- keywords key を .desktop ファイルに追加
- 複数の man ページを修正
-
gsearchtool
format-security の警告を修正
python-caja 1.8.1
- Python の検出と変数に
pkg-config
を使用するようになりました。