MATE 1.10 で Fedora 21/22 が GTK3対応に
Fedora プロジェクトの MATE デスクトップメンテナ等は、実験的な GTK3 ビルドが Fedora 21 と Fedora 22 でテスト可能となったことを発表しました。これらのGTK3 ビルドは動作しますが、複数の小さなレンダリング問題があるので、みなさんのフィードバックが大切です。
インストール
repo ファイルをインストールし、yum update
を実行してください。
Fedora 22
$ wget https://copr.fedoraproject.org/coprs/raveit65/Mate-GTK3/repo/fedora-22/raveit65-Mate-GTK3-fedora-22.repo $ sudo cp raveit65-Mate-GTK3-fedora-22.repo /etc/yum.repos.d/ $ sudo yum update
Fedora 21
$ wget https://copr.fedoraproject.org/coprs/raveit65/Mate-GTK3/repo/fedora-21/raveit65-Mate-GTK3-fedora-21.repo $ sudo cp raveit65-Mate-GTK3-fedora-21.repo /etc/yum.repos.d/ $ sudo yum update
あるいは dnf
コマンドを使ってください。
$ sudo dnf copr enable raveit65/Mate-GTK3 $ sudo dnf update
問題を報告するには
GitHub の MATE デスクトップ issue tracker を使い、’GTK3 and Fedora’ を件名に含めてください。
- https://github.com/mate-desktop
いくつかの注意点:
- Compiz はウィンドウ装飾として
emerald
だけで動作します。 - Fedora stable の GTK2 パッケージと上記のリポジトリの GTK3 パッケージを混在させて使用しないでください。 .
- 次の MATE アプリケーションは、GTK3 ビルドの MATE と一緒に使用しないでください。GTK3 へ移植されていないからです。
- mintMenu および MATE Menu
- mate-applet-streamer
- mate-applet-lockkeys
- mate-applet-softupd
- caja-terminal