Arch Linux 用の MATE 1.6 版パッケージ
MATE1.6 パッケージは Arch Linux ではかなり前から提供されています。ではどうしてこのブログに投稿したのかといば …
ここ数ヶ月の間に、Arch Linux 用の MATE 1.6 パッケージが修正され、整理され、拡張されました。私たちがこれまで取り組んできたことの概要は以下のとおりです。
- Arch Linux にあった特有なバグがすべて修正されました。
- 新しい自動ビルドスクリプトとビルドクラスタ。
- 次のプラットフォームを完全にサポートします
- armv6h (Raspberry Pi)
- armv7h
- i686
- x86_64
- MATE コミュニティから提供された9つのアプリケーション/アプレットを追加でパッケージ化しました。
- Pulse Audio バックエンドまたは GStreamer バックエンドの選択。
- Cherry は MATE 1.7 より
systemd
とlogind
の機能をいくつか選択しました。 - Cherry は MATE 1.7 の
upower
機能をいくつか取り上げました。 - Cherry は MATE 1.7 の雑多なバグ修正を取り上げました。
- MATE 1.6 PKGBUILD は自動的に AUR と同期するようになりました。
- MATE 用の Arch Linux パッケージリポジトリは署名されています。
MATE 1.6 を Arch Linux にインストールするのに必要な情報は、次の Wiki ページですべて知ることができます。
次の方々に対して特にお礼を申し上げます。
-
Wolfgang Ulbrich さん
Fedora 開発チームと協力しての
systemd
、logind
、upower
の取り組み。 Arch Linux にとって非常に有益な各種修正。 さらにまた、多数のコミュニティー・アプリケーションの貢献。 - Sander Sweers さんと Stefano Karapetsas さん 私を MATE チームに迎え入れてくださり、IRC で助けていただいたこと。
MATE 1.6 パッケージが良好な状態になったので、MATE を Arch Linux の公式リポジトリに入れるプロセスを開始します。AUR で MATE パッケージに投票することで支援することが可能です。